絵本の世界をイメージした「おかしさん」

チョコチップクッキー

絵本の世界から飛び出してきたお店「おかしさん」

埼玉県さいたま市にある「おかしさん」は、今大人気のスイーツショップです。
高校の同級生である、代表者の飯田さんとデザイン担当のSaoriさんのタッグにより、可愛らしいお店が誕生しました。
Saoriさんは小さい頃からお菓子作りが得意だったため、同級生でパティシエのMasumiさんと「お菓子ユニットMASUO」を結成。その後、2007年に「おかしさん」が開店しました。

おかしさんの魅力は、なんといっても絵本の世界をイメージした店内。男一人で行くのは結構勇気がいります。女性と一緒に行くのがおすすめです。
ちなみにお店のコンセプトは「空想菓子店」。素材へのこだわりとカラフルな見た目と楽しさがつまったお菓子は、お店の世界観にぴったりのコンセプトです。

「おかしさん」で販売されるお菓子のこだわり

素材はお菓子の味を大きく左右します。おかしさんで使われる砂糖は、腸内環境を整える天然のオリゴ糖が入った「てんさい糖」です。発酵バターと動物性の生クリームを使用しているので、コクと深みのある味わいが生まれます。マーガリンは使っていません。

今のように素材を大切にするきっかけとなったのは、Saoriさんが学生の頃。初めて砂糖の種類を調べた際、その違いに驚いたそうです。今では添加物を意識しつつ、自分が食べたいと思えるものや国産・海外産の素材を取り寄せているとのこと。

Saoriさんは、新しいアイディアを生み出すべく、海外のお料理番組やファッション、ドラマ、映画などからヒントを探しています。その場で思いついたアイディアはノートにメモし、過去のノートを見返しながら考えを整理するそうです。アイディアの中から商品化までたどり着くのが数パーセントくらいとのこと。
お菓子の崩れやすさや日持ちなどを考えて、狭き門をくぐり抜けたのが今販売されている商品たちです。

「おかしさん」で人気のお菓子

メレンゲのお菓子「にんぎょのなみだ」は、おかしさんオリジナル絵本の中でも登場します。人魚姫が海の中で流した涙を、キラキラとした宝石のように見立てたメレンゲのお菓子です。淡いカラーで色付けされたメレンゲは女性の心を釘付けにすること間違いなし。ビンの底に入っているキラキラしたお砂糖はもちろん食べられます。

お店の人気商品をいただくなら、チョコチャンククッキーの「とれびあーん」を選びましょう。発酵バターを100%使用し、チョコレートチップとスライスアーモンドが入ったザクザク食感が楽しいクッキーです。
「肩もみ券」「お手伝い券」といったメッセージ入りのアイシングクッキーは、誕生日や母の日などのイベントごとにぴったり。季節によってお菓子のラインナップが変わるそうです。

おかしさんは本店含め、さいたま市内に4店舗あるので、おかしさんの世界に浸りたい方はぜひお近くのお店に立ち寄ってみてください。