今年は風邪を引きたくありません

なんだかんだ毎年風邪をひいている?

気温が湿度が下がり始め、夏から秋、秋から冬へと季節が変わる時期はどうしても風邪をひきやすくなります。
風邪という病名は実はなく、喉や鼻などに起きる症状がまとめて風邪と呼ばれていますが、風邪を引くと日常生活に支障をきたしやすいものです。
今年こそは風邪をひかないぞ!と、私のように意気込んでいる方も多いのではないでしょうか?

早めの風邪対策をすることで年間を通して元気に過ごすことができますが、なんだかんだ私は毎年風邪を引いているような気がします。
今年こそ風邪をひかない、風邪を引いてもこじらせないために、覚えておきたいポイントをいくつかまとめてみました。

風邪をひいたかな?と思ったら

体質や風邪の種類によっても異なりますが、喉の違和感は風邪の症状の始まりです。
人混みなどで、空気中に浮いているウイルスや菌が、喉や鼻の粘膜につくと炎症を起こし始めます。
喉の違和感を感じ始めたら、ウイルスと体が戦い始めた証拠です。
また、鼻水が出始めた、鼻づまりが起きたら、風邪のひき始めとして対策を行いましょう。

風邪をひいたかな?と思ったら、まずは体に備わっている自然治癒力を最大限に活かしましょう。
栄養と休息をしっかりと取ることが大切です。
早いうちに休むことで風邪の症状の悪化を防ぎ、少ない量の休養で日常生活に戻ることができるんです。
悪化してしまってからでは完治に数日かかるものが、初期段階では1日しっかり休むだけで症状がすっきりすることも少なくありません。

風邪の初期段階では、葛根湯を取り入れるのがおすすめです。
葛根湯は7種類の生薬からできた漢方薬で、風邪の引き始めにもってこいなんです。
初期段階のぞくっとした寒気を感じたら、葛根湯を使うタイミングとしてぴったりです。
体温を上げて汗をかかせることで体の抵抗力を高める働きがあるため、体力があるときに使いましょう。

普段からできる風邪予防

普段からできる風邪予防として、大切なのはうがいです。
口の中の細菌の数を減らし、喉や鼻の粘膜の乾燥を防ぐことができるので風邪予防にピッタリです。
うがいができないという時には、定期的に水を飲むだけでも問題ありません。

喉や鼻が乾燥していると、ウイルスが付着しやすくなりますので要注意です。
実は風邪の患者さんを毎日見ている小児科医が意識しているのは、定期的に水を飲み喉や鼻を常に潤わせるということだそうです。
手洗いと一緒にうがいをしっかりと取り入れることで、風邪予防として効果が抜群です。

意外と知らない方が多いのですが、口の中のウイルスや雑菌をしっかりと除去できる歯磨きは風邪予防としてもってこいです。
エチケットとしてはもちろんのこと、風邪予防のためにもしっかりと歯磨きを行いましょう。