道の駅めぬま
国宝・聖天様の門前で出会う、花と歴史の道の駅
国道407号線を熊谷方面から群馬県太田市方面へ走ると、利根川の手前に見えてくるのが道の駅めぬまです。
日本三大聖天のひとつとして知られ、日光東照宮を彷彿とさせる極彩色の彫刻が国宝に指定されている妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)から車でわずか5分ほどの場所に位置しています。
道の駅の建物自体は、八角形のユニークな屋根を持つめぬま物産センターが目印です。
ここの最大の特徴は、敷地内に広がる本格的なバラ園です。
約400種、2000株ものバラが植栽されており、春と秋の見頃には、道の駅とは思えないほど華やかな景色と香りに包まれます。
これだけの規模でありながら入園は無料。
ドライブやツーリングの合間に、ヘルメットを脱いで花を愛でながら深呼吸できる、贅沢なリフレッシュスポットとなっています。
また、この地は日本初の公認女性医師となった荻野吟子(おぎのぎんこ)の生誕地でもあります。
敷地内には彼女の銅像が建ち、施設内のギャラリーではその偉業を学べます。
ただの休憩所ではなく、地域の歴史と文化に触れられるのが道の駅めぬまの魅力です。
粘り気が違う!大和芋と地元グルメに舌鼓
野菜本来の味に出会える農産物直売所
道の駅の楽しみといえば、やはり地元の美味しいものでしょう。
併設されているJAくまがや農産物直売所には、利根川沿いの肥沃な大地で育った新鮮な野菜がずらりと並びます。
特に有名なのが大和芋です。
妻沼エリアは県内有数の大和芋の産地であり、ここで手に入る大和芋は粘りが強く、風味も濃厚だと評判です。
棒状のものから、少し形の悪いお買い得品まで揃っており、すりおろしてとろろご飯にするのはもちろん、短冊切りにしてシャキシャキとした食感を楽しむのもおすすめです。
また、深谷ねぎと並んで評価の高い妻沼ねぎや、規格外で安く買える季節の果物などもライダーのお土産として人気があります。
トップケースに余裕があるなら、ぜひ買って帰りたい逸品ばかりです。
麦とろや煮ぼうとうでエネルギー充填
施設内のレストラン「サラダ館」では、特産の大和芋をふんだんに使った麦とろ御膳が人気ナンバーワンメニューです。
粘りの強いとろろを麦飯にかけてかっこめば、疲れた体に精がつきます。
また、熊谷名物の雪くまや、地元の小麦を使った幅広麺の郷土料理「煮ぼうとう」など、季節ごとの味覚も楽しめます。
手軽に小腹を満たしたいなら、売店で販売されている「吟ぎん寿し」も見逃せません。
妻沼名物のいなり寿司は細長い形が特徴ですが、ここでは荻野吟子にちなんだオリジナルパッケージで販売されています。
甘じょっぱい油揚げと酢飯のバランスが絶妙で、ベンチに座って食べるのにもぴったりです。
食後のデザートには、地元の野菜や果物を使った手作りジェラートやソフトクリームでクールダウンするのも良いでしょう。
ライダーに優しい駐車場と周辺の立ち寄りスポット
バイクで訪れる際、気になるのが駐車環境ですが、道の駅めぬまには広々とした駐車場が完備されています。
四輪車とは別に、二輪車用の駐車スペースも確保されており、マスツーリングで訪れても比較的停めやすい環境です。
トイレや自販機、ベンチも駐車場の近くに配置されているため、到着してすぐに装備を解いて休憩に入ることができます。
特にバラ園の周りにはベンチが多く設置されているので、愛車を眺めながら缶コーヒーを飲みながら、花を眺めて癒やされましょう。