埼玉県川島町ご当地グルメ「すったて」

川島町のご当地グルメ、すったてでさっぱり気分!

埼玉県川島町のご当地グルメとして非常に人気が高いのが、「すったて」と呼ばれる夏の風物詩です。
健康食としても知られるこのすったては、すり鉢でゴマと味噌を合わせたものに、ミョウガやキュウリ、大葉などを加えて、冷たい井戸水を注ぎ、うどんを付けて食べるという、夏の暑い時期には正にピッタリのソウルフードだと言えるでしょう。

このすったて目当てに川島町まで訪れるという方も実は少なくありません。
美味しい井戸水でつけられたすったてを食べることが出来ると、すったてを提供しているお店には、連日お客さんが絶えないほど、人気があるフードとして知られています。

すったての由来は何?

そんな何だか変わった名前を持っている、すったて。
すったてはもともと、すったてに使われているゴマや野菜などの食材を、すりたてで食べていたことが由来として来ているといわれていますが一説によると、忙しい農家の職業の人が、作ったら「つっ立って」食べたことから、それがなまってすったてになったのではないかともいわれています。

本当の所はどちらなのかはわかっていませんが、どちらにせよ、古くから愛され続けてきたフードであることには間違えないでしょう。

栄養抜群で夏バテ防止にピッタリ!

夏場に頻繁に食べられることで知られている、すったて。
方向的には冷やし中華などに近いのですが、使われている食材などの特徴から健康食として重宝されており、うどん屋さんやお蕎麦屋さんではもちろん、各家庭で家庭料理としても定着している料理として知られています。

そんな家庭料理として知られているすったてですが、夏の暑さに参ってしまった、いわゆる夏バテをしてしまった体にもピッタリで、その爽やかさが食欲を促進させると同時に、少し食べるだけでも、栄養分が豊富なので、健康食として非常に人気が高いと言えるでしょう。

すったて提供店舗で美味しくすったてを楽しむ

すったてはこのように、地域住民にとって家庭料理的存在ではありますが、観光客がすったてを食べるためには、やはりすったてを提供してくれているお店に行くことがおすすめです。

近隣のうどん屋さんでも提供されていることが多いのですが、その中でも特におすすめなのが、吉庵。
ご主人が打った自家製手打ち麺に、栄養たっぷりの汁を付けて食べた瞬間、すったてのことで頭がいっぱいになると、定期的に通い続けているお客さんも少なくありません。

基本夏の食事として知られていますが、その美味しさから冬も食べたいと願っている方は、観光客だけではなく地域住民にも多く、オリジナルのすったてを出している店舗を巡っているという人もいるようです。