埼玉のその他のグルメご紹介!

埼玉にはその他にもたくさんのグルメがあります。
それこそ、ひとつひとつをあげていったらきりがないほどです。
そこで、ちっとランダムに私が食べたことがあるものをご紹介したいと思います。
ツーリングの途中でみつけたものとか、友だちからもらったものなど、いろいろとありますが、どれもなるほど、グルメとして有名なだけあるなと思えるようなものばかりです。
ひとつが、行田名物とも言われているゼリーフライです。
ゼリーフライっていうと、ゼリー状のものがフライになったのではないかって思われそうですが、フライでもなければゼリーでもありません。見た目は衣の付いていないコロッケのようなもので、もともとは日露戦争の時に中国から伝わった野菜まんじゅうのようです。ジャガイモにねぎやにんじんやおからなどを入れてあります。食物繊維が豊富で腹持ちも良いので、ダイエット食品としても今は多くの女性にも人気なのだとか。ソース味で、もちもちとした食感もたまりません。これ、しかも安いのが嬉しいです。だいたい1個100円ぐらいなんですよ。だから、おやつ代わりに食べるとぴったりです。
でも、なんでこれがゼリーフライと呼ばれるようになったかというと、もともとは小判型だったこの食べ物は「銭フライ」と呼ばれていたのですが、その「銭」というのがなまって、「ゼリー」となったということでした。なんとも紛らわしい話ですが、それが今までもずっと残っているというのがなかなかユニークですよね。行田に行くとあちこちでこのゼリーフライが売られています。

飯能の味噌付けまんじゅうもまた美味しいです。これは、少し硬めに蒸かした酒まんじゅうを串に刺して、炙ったものに味噌だれを塗ったのがこの味噌付けまんじゅうです。最近、甘じょっぱいという言葉をしばしば耳にするようになりましたが、まさにこの味噌つけまんじゅうはその甘じょっぱい感じがします。その代表といっても良いかもしれません。ふかふかのまんじゅうにつけられているタレはちょっと味噌のしょっぱい味がするのに、食べると中にあんこが入っているので、甘いのです。その絶妙のコラボレーションを楽しむことができるのが味噌つけまんじゅうということができるでしょう。特に焼きたてのあつあつを食べるのがツウの食べ方なのだそうです。飯能ではこれがおやつの定番だったのだとか。良質の木材を江戸に運んでいた筏師たちが、夏場に痛まないようにとお弁当に防腐効果の高い味噌を塗った酒まんじゅうを入れていたのが始まりと言われています。

(参考サイト)

ゼリーフライ

味噌つけまんじゅう